横浜市環境創造局のご協力のもと，多孔質素材を主体とする浄化剤を用い、桜台公園の浄化試験を実施してきました。
およそ２ ヵ年のフィールド試験により、池の汚濁原因であるSS（ 浮遊物質）や、アオコ種子を除去することによる透視度（ 透明度）の向上が確認でき、更に、浄化のために使用している多孔質ろ過剤にトンボの幼虫や、
小魚類・良性の藻類などが繁殖し、浄化と、ともに生態系を育む環境作りに貢献していることがわかりました。
この研究により、接触濾過による、多孔質で無数の細孔部を持つ水槽浄化パックを開発して、水槽の生物濾過を促し、生物濾過で最終的に残る硝酸塩を吸着して、綺麗で清潔感ある飼育水を長期間持続することに成功しました。

濾過槽 設置状況

生物観察